JAF Japanese Rally ChampionshipRace Report

Round 3. 久万高原ラリー

  • 開催日時:2017年4月28日(金)~30日(日)
  • 開催場所:愛媛県久万高原町
  • スペシャルステージ本数:8本
  • スペシャルステージ総距離:107.70km
  • ラリー総距離:261.72km
  • SS路面:ターマック
  • SS路面状況:ドライ

ミッショントラブルによりリタイヤに終わるkumakougen_26kumakougen_12

全日本ラリー選手権第3戦 久万高原ラリーが4月28日~30日まで愛媛県久万高原町で開催された。標高1,000mを越える高地で行われるのもさることながら、スペシャルステージ(SS)の本数が8本であるのに対し、SS総距離が100kmを越え一つのSSが23.85kmという全日本ラリー選手権の中でも類を見ないロングステージが設定されるラリーである。THREE FIVE MOTORSPORTの555☆OSAMU・F☆DLランサー(福永修/齊田美早子組)は残念ながらトランスミッショントラブルによりリタイヤという結果となった。

 

DAY1のSS1ではセカンドベストと上々の滑り出しとなったが、続くSS2走行中にトランスミッションが1速、2速ともに入らなくかつサイドブレーキも効かなくなるトラブルを抱えSS2走行後のサービスでDAY1離脱を決意しリタイヤとなった。

しかしそのまま終わるわけにはいかず、急遽京都からトランスミッションを持ち込みチーム一丸となって交換作業に取りかかり、不眠不休の作業は翌朝まで掛かったがDAY2スタートに間に合い無事走りきった。

 

ラリー後のコメントで福永選手は『マシントラブルによるDAY1離脱は残念な結果であったが、DAY2を走ることができたのはチーム全員のおかげ、DAY2はデイポイントを採りに行こうとしたが、気合が空回りしてしまった。ロングSSで新しいクルマの潜在能力を出すのにやりたいことを試すことができ手ごたえもあったので次の若狭ラリーは勝利を目指したい。』と語ってくれた。

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